1
/
の
1
浮世絵カフェ蔦重_オンラインショップ
名所江戸百景 浅草金竜山
名所江戸百景 浅草金竜山
通常価格
¥22,000
通常価格
セール価格
¥22,000
単価
/
あたり
受取状況を読み込めませんでした
Share
名所江戸百景 めいしょえどひゃっけい
浅草金竜山 あさくさきんりゅうざん
筆 :歌川広重
版元:魚屋栄吉
制作年:安政3年(1856年)
《名所江戸百景》は、歌川広重が晩年に手がけた連作で、江戸の町とそこに息づく人々の暮らしを、詩情豊かに描き出したシリーズです。《浅草金龍山》は、浅草寺と門前町の賑わいを象徴的に描いた一図として知られています。
画面中央には、浅草寺の境内へと続く参道が描かれ、参詣に訪れる人々や露店の様子から、信仰と娯楽が共存する浅草の活気が伝わってきます。金龍山とは浅草寺の山号であり、当時の江戸の人々にとって、この地が特別な信仰の場であったことを示しています。
本作の大きな見どころのひとつが、「空摺り(からずり)」と呼ばれる高度な木版技法です。墨や顔料を用いず、版木の凹凸だけで紙に文様や質感を浮かび上がらせるこの技法により、建築物や衣装、画面の細部に奥行きと静かな立体感が与えられています。光の当たり方によって表情が変わる空摺りは、実物を手にしてこそ感じられる魅力のひとつです。
広重ならではの遠近表現と繊細な色彩、そして職人の技が結実した空摺り表現が重なり合い、江戸・浅草の空気感を今に伝える一枚。見るほどに細部の美しさが際立つ、完成度の高い作品です。
関連コラム
